レンコンのおいしい食べ方
レンコンの下ごしらえについて
レンコンの皮は縦の繊維に沿ってむくとむきやすくなります。
レンコンは灰汁(あく)が強く、でんぷん質なのでに調理の際は気をつけます。
●灰汁(あく)抜き
灰汁が強い野菜で、切り口は空気に触れるとすぐに黒ずみますので、皮をむいたらすぐに水に漬けます。酸味がじゃまにならない料理の時は、切ったそばから酢水にさらすと、より白く仕上がります。つける時間は、5~15分が目安です。
●ゆでるときのコツ
ゆでる時は、お湯に酢を数滴加えると白くきれいにゆで上がります。
ゆですぎるとでんぷんが糊化して芋のような粉っぽい味になりますので、シャキッとした歯ざわりを楽しみたければ、加熱は控えめにしてください。炒めるときも同様です。
●炒めるときは一番最後に
レンコンは穴が空いていて火が通りやすいので、炒め物や煮物にする場合は、他の材料を調味料で味付けしたあと、最後にレンコンを加えて、すばやく仕上げます。
●鉄製のお鍋はさけて
鉄製の鍋は厳禁です。酸化して黒くなってしまうので、鉄製のお鍋をさけてください。
おすすめレシピ
筑前煮
-
材料:鶏もも肉1/2枚(150g) こんにゃく1/3枚(70g) 里芋(大)2個 レンコン150g
ごぼう80g にんじん1/3本 さやえんどう適宜 サラダ油大さじ1
-
調味料:みりん大さじ1 しょうゆ大さじ2と1/2 酒大さじ3 砂糖大さじ3弱
- 鶏肉はひと口大に切る
- こんにゃくは下ゆでし、ひと口大にスプーンでちぎる。
- 里芋は皮をむき、縦半分に切ってから半分に切り、ゆでてざるにあげる。
- レンコンは皮をむき、7~8mm厚さのいちょうに切り、酢水(分量外)にさらす。
- ごぼうはたわしで皮をこすり洗いし、小さめの乱切りにして酢水(分量外)にさらす。
- にんじんは小さめの乱切りにし、塩少々(分量外)を入れた湯でゆでる。
-
フライパンにサラダ油を熱して(1)を炒め、色が変わったら(2)、(4)、(5)、(6)を入れて炒め合わせ、最後に
(3)を加えて炒める。 - 水1/2カップを加え、煮立ったら1度あくを取り、ふたをして弱めの中火で蒸し煮する。野菜が柔らかくなったら調味料を加え、中火でフライパンを時々ゆすりながら煮汁がほとんどなくなるまで煮て、最後に鍋返しをして照りを出す。
- バットにあけて粗熱を取り、器に盛って、あれば塩ゆでしたさやえんどうなどを飾る。
材料表
材料名 | 分量 |
---|---|
みりん | 大さじ1 |
しょうゆ | 大さじ2と1/2 |
参考サイト
れんこんのしゅうまい
-
材料:すりおろした蓮根1/4カップ 玉ねぎみじん切り1/4カップ
椎茸1枚 片栗粉大さじ3 しょうが少々 焼売の皮 4~5枚 グリンピース適量
-
調味料:料理酒、醤油 各小さじ1/3
- 蓮根はすり下ろし、玉ねぎと椎茸はみじん切りに。しょうがはすり下ろしておきます。
- 1の材料を混ぜ合わせ、料理酒と醤油て下味をつけます。ここに片栗粉を加えて種をまとめます。蓮根の水分の量にもよりますが、今回は片栗粉大さじ3を加えました。うまくまとまる程度に加減してください。
- 1の種を焼売の皮で包み、グリンピースをのせて埋め込みます。蒸気のあがった蒸し器で10分ほど蒸せば完成。辛子酢醤油など好みのタレをつけていただきます。
材料表
材料名 | 分量 |
---|---|
料理酒 | 小さじ1 |
しょうゆ |
大さじ1/3 |